低用量ピルの服用


更年期障害の予防としての安易な服用は避けたほうがよいでしょう。

ピルが避妊薬として承認されたのは、1999年とそれほど昔のことではありませんが、 最近は欧米なみに日本でも使う女性が増えています。

また、近年は、働く女性が増えていることから、避妊薬としてだけではなく、生理痛やいらいら などの月経前症候群で仕事などに支障をきたす場合に、医師に勧められ服用する人も 多くなっています。

しかし、ピルは月経を軽くしても、月経時のイライラや憂鬱などの精神状態にはあまり 効果がありません。

また、月経不順に対しても、自然な排卵を促す効果はあまりありません。

ところで、この低用量ピル、中には、更年期障害の予防として服用している人もいます。

ピルを飲んでいると、卵巣の老化によるエストロゲン不足がおこらないので、 ホルモンの面だけみると、更年期の症状を出さないまま過ごすことができます。

低用量ピルには、ホルモンを補充しバランスを整える効果があるからです。

しかし、身体的な若々しさは維持できますが、ある年齢になると更年期障害になることは あり得ます。

なぜなら、更年期障害というのは、体だけではなく、環境や本人の気質も影響 するからです。

ピルを使う場合は、医師の元で服用する必要があり、定期的に検診を受けなくてはなりません。

できれば、卵巣が働いている30〜40代までは、自分の卵巣を使うのが望ましく、 更年期障害の予防としての安易な服用は避けたほうがよいでしょう。



若年性更年期障害の症状